外壁塗装について
【失敗なし】外壁塗装業者の選び方|見るべき5つのポイント
外壁塗装は頻繁に依頼するものではないため、「いざ業者選びをしようとしても選び方が分からず困ってしまう…。」という声をよくお聞きします。
外壁塗装はまとまった費用が必要なので、質の悪い業者には絶対に当たりたくないもの。
長持ちする塗装を施してくれて、アフターフォローも充実している優良業者に依頼したいと考えるのが普通です。
そこで本記事では、「外壁塗装の業者を選ぶ際に見るべき5つのポイント」について詳しく解説しました。
・外壁塗装業者の種類
・悪徳業者の特徴
・依頼を成功させるコツ
についても紹介しています。
外壁塗装の業者選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください!
外壁塗装業者の種類
外壁塗装の業者を探す際、まず「どこに頼むのか?」というところでつまづいてしまう方も多いはずです。
外壁塗装の業者には、大きく以下の4つがあります。
- 大手ハウスメーカー
- リフォーム業者
- 工務店
- 外壁塗装専門店
ここでは、それぞれの業者の特徴を解説していきます。
大手ハウスメーカー:充実のアフターフォロー
大手ハウスメーカーは、新築住宅の建設をメインに全国で営業しています。
CMや広告もよく打ち出しているため、頭に残っている業者の名前が2〜3つはある、という方も少なくないでしょう。
メリット
大手ハウスメーカーに依頼するメリットは、その知名度の高さから安心感が得られることです。
業者独自のアフターフォローが充実しており、施工を担当する下請け業者も優良業者であることが多いのが特徴です。
デメリット
大手ハウスメーカーは、基本的に施工を下請け業者に任せるため、中間マージンが発生します。
また、営業のための人件費や広告費もかけられているため、全体の価格が他よりも高めです。
「高くてもいいから知名度の高い業者にお願いしたい」という方におすすめといえます。
リフォーム業者:外壁・内装どちらも変えたい方に
リフォーム業者は、修繕や改修をメインとする業者です。
メニューの1つとして、外壁塗装を用意している店舗も存在します。
メリット
リフォーム業者は、外壁塗装だけでなく内装も手掛けられることが特徴です。
「外観も中身も全部ガラッと変えたい」という方にもってこい。
デメリット
業者によっては、外壁塗装があまり得意でない場合があります。
依頼する際は、資格の有無や施工実績を確認すると安心です。
工務店:地域密着で相談しやすい
工務店は、ハウスメーカーと違って営業範囲が狭く、地域密着型の建設会社です。
メリット
工務店に依頼するメリットは、ハウスメーカーよりも価格が抑えられることにあります。
ハウスメーカーと違ってモデルハウスの建設費用などがかからないため、その分少し施工価格が安めです。
また、地域密着なのでスピーディーな対応が期待できるのも魅力の1つといえます。
デメリット
デメリットは、施工を下請け業者に任せる場合が多いため、自社施工の業者に比べると施工費用が高めになることです。
価格の安さを重視したい方は、外壁塗装専門店のような自社施工の店舗を探すことをおすすめします。
外壁塗装専門店:安さと質にこだわりたい方に
外壁塗装専門店は、名前の通り外壁塗装を専門に扱っています。
そのため、自社に職人を構えているケースが多く、外壁塗装の経験や知識も豊富です。
メリット
外壁塗装専門店の多くは自社施工なので、中間マージンが発生せず、施工価格が抑えられるのがメリット。
塗装の資格を有する職人が作業する場合も多く、仕上がりの良さも期待できます。
また、雨漏りやコーキングの修理補修を依頼できる業者が多いのも特徴です。
デメリット
外壁塗装専門店の中には、雑な施工をしたり、無理やり契約を迫ったりするような悪徳業者が一部存在するため注意が必要です。
悪徳業者の特徴については記事の後半で解説しているので、そちらもぜひチェックしてください。
外壁塗装の優良業者を選ぶ5つのポイント
ここからは、外壁塗装の優良業者を見極めるための5つのチェックポイントを紹介していきます。
ぜひ本項を参考にしながら、納得のいく業者選びをしてください。
①資格を有しているか
依頼先が優良業者であるかどうかを見る際、資格があるかどうかは有効な判断基準の1つとなります。
外壁塗装業者は資格が無くても開業することが可能です。
そのため、取得の難易度が高い専門資格を有していることは、信頼の証にもなるのです。
気になる業者を見つけたら、HPで以下の資格・許可証が提示されているか確認してみましょう。
- 塗装技能士資格
- 建設業の許可証
それぞれの内容について解説します。
塗装技能士資格
「塗装技能士」は、塗装技術の国家資格で、一級と二級に区分けされます。
なかでも一級は、受験の条件として7年間の実務経験が必要です。
合格率は50〜60%と、ベテランの職人でも半数が落ちるほどの難しい試験とされています。
参考:厚生労働省ホームページ
建設業の許可証
「建設業の許可証」は、500万円以上の施工をする際に必要となる許可証です。
建設業許可の取得には自治体の厳しい審査をクリアする必要があるため、許可証を保持していることは正常な運営がなされていることを示す1つの判断基準となります。
②自社施工かどうか
外壁塗装専門店に依頼する際は、「自社施工」の業者かどうかチェックすることが大切です。
自社施工の業者であれば、担当者に伝えた希望が職人に伝わりやすく、理想が形になりやすいというメリットがあります。
また、先にも述べたとおり、下請け業者が施工する業者の場合、中間マージンを支払う必要があるため施工価格が高くなりがちです。
施工価格をなるべく安く抑えたい方は、はじめから自社施工の業者に絞って探すことをおすすめします。
③アフターフォローは充実しているか
施工後のアフターフォローの充実度も見逃せないポイントです。
サービス内容は業者によってそれぞれですが、施工箇所に対して5〜15年の保証がつけられるのが一般的。
加えて、塗料メーカーの品質保証や定期メンテナンスがつく場合もあります。
例えば、当社浜翔ペイントでは以下のようなアフターフォローをご用意しています。
- 最長15年の工事保証
- 塗料メーカーの保証
- 当社加盟の瑕疵保険による保証
- 3年に1度の定期メンテナンス
外壁塗装は一度塗ったら終わりではなく、工事の仕上がりや住環境によって劣化の進行具合も変わるものです。
依頼をする際は、施工後のアフターフォローが行き届いているかどうかもしっかり確認しておきましょう。
④施工実績があるか
「施工実績」の有無も、重要な1つの判断材料になります。
会社のHPに施工の写真が掲載されているということは、腕に確かな自信があるという表れです。
写真だけでなく、施工期間や大まかな費用が記載されていることもあるため、ぜひチェックしてください。
⑤見積書は分かりやすくなっているか
見積書の内容を見ることで、優良業者かどうかを見極めることが可能です。
しっかりとした運営がなされている業者の見積書は、塗料のメーカー名や工事の内容を細かく記載しています。
逆に、工事の内容を「一式」と一括りにする業者は注意が必要です。
具体性のない見積書を提示されたら即決はせず、別の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
悪徳業者の3つの特徴
ここからは、悪徳業者にありがちな特徴を3つ紹介します。
あらかじめ悪徳業者の手口を把握することで、怪しい業者を見分けることが可能です。
ぜひ参考にしてください。
①アポなし訪問をしてくる
アポなしで訪問営業をしてくる業者には注意が必要です。
全ての訪問営業が悪徳業者というわけではありません。
しかし、2023年の国民センターの調べによると、訪問販売で行った工事1,238件のうち、相談に至ったケースは1,082件に及ぶとされています。
万が一訪問営業に応じてしまった場合も、ご自身の判断だけで即決はせず、家族や信頼できる方に相談をするようにしてください。
参考:独立行政法人国民センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」
②即決を迫ってくる
即日契約を迫ってくる業者は、悪徳業者と考えて間違いありません。
普通は、お客様の要望を聞きながら施工の計画を立てていくものです。
「外壁がひび割れているから今すぐ修理が必要」
「割引価格で契約できるのは今日だけ」
などと、不安を煽るようなことを言われたら、毅然とした態度で断りましょう。
万が一契約してしまった場合でも、8日以内であればクーリング・オフが可能です。
手続きの詳細は「国民生活センターHP」で確認できるので、冷静な対処を取るよう心がけてください。
③値段設定が安すぎる
安すぎる値段設定を提示してくる業者も注意が必要です。
見積もりの時点で安く見せているだけで、後から「追加工事が必要になった」などといい、金額を上乗せされる可能性があります。
キャンペーン価格をアピールされても、その場で決断せず、他の業者と価格を見比べて適正な価格を把握することが大切です。
業者選びを成功させるコツ
ここからは、業者選びを成功に導くためのコツを紹介します。
どれも簡単なことなので、ぜひ試してみてください。
相見積もりを取る
業者に見積もりを取るときは、少なくとも2〜3社に依頼することが大切です。
一社だけに見積もりを依頼しても、適正な施工価格や工事内容を知ることができません。
複数社の見積書を見比べるうちに、
「この業者は内容に対して高すぎるな…」
「この業者は極端に安すぎるけど大丈夫かな」などと、
自分の中で判断基準が生まれるようになるので、ぜひ相見積もりの手間をかけるようにしてください。
対応の良し悪しを確認する
見積もりを依頼したら、価格だけでなく「担当者の対応の良し悪し」も忘れずに確認しましょう。
以下のリストに挙げたような対応がなされていれば安心です。
- 返信のスピードが早い
- 専門的な話も噛み砕いて説明してくれる
- 疑問点には丁寧に答えてくれる
- デメリットも隠さず教えてくれる
逆に、施主の不安を無視して話を強引に進めようとしたり、頑なにメリットばかりを話したりするような業者はおすすめできません。
外壁塗装を依頼する業者とは、今後も定期メンテナンスや修理などで顔を合わせる可能性があります。
長い付き合いになることを見越して、気持ちよくやりとりができるかどうかもしっかりとチェックしてください。
まとめ
本日は、「外壁塗装の業者選び」について詳しくお伝えしました。
優良業社かどうかを見極めるためには、以下の特徴に当てはまっているかチェックしてください。
- 塗装の資格を持っている
- 自社施工
- アフターフォローが充実している
- 施工実績がある
- 見積書の内容は具体性があり分かりやすい
即決を迫ってきたり、極端な値引きを提案してきたりするような業者はおすすめできません。
本記事を参考にしながら、心から信頼できる業者を探してくださいね。
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