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外壁塗装について

【横浜市・川崎市】外壁塗装、水性?油性?塗料選びのプロが解説!

【横浜市・川崎市】外壁塗装、水性?油性?塗料選びのプロが解説!

こんにちは!私たち浜翔ペイントは、横浜市や川崎市を中心に、地域に根ざした外壁・屋根塗装の専門業者として活動しております。
外壁塗装を考え始めると、まず直面するのが
「どの塗料を選ぶか」という問題ですよね。
特に、
「水性塗料と油性塗料、どちらが良いの?」
というご質問は非常によくいただきます。

はじめに、 塗料選びは外壁の美観だけでなく、大切なお住まいを紫外線や雨風から守るための重要な要素です。
水性塗料と油性塗料には、それぞれ異なる特徴、メリット、デメリットがあります。
したがって、 お住まいの状況やご希望に合わせて最適な塗料を選ぶことが、満足のいく外壁塗装につながります。

この記事では、 横浜市・川崎市の気候や環境も考慮に入れながら、水性塗料と油性塗料の違い、それぞれの長所と短所、そして選び方のポイントを、プロの視点から分かりやすく解説します。
さらに、 よくあるご質問にもお答えしますので、塗料選びの参考にしてください。

水性塗料と油性塗料の基本的な違い

まず、 水性塗料と油性塗料の最も大きな違いは、
塗料を薄める際に使う「希釈剤」です。

 

希釈剤の違い:水か、シンナーか

  • 水性塗料
    その名の通り、を希釈剤として使用します。
  • 油性塗料
    シンナー
    などの有機溶剤を希釈剤として使用します。

この違いが、 臭いや扱いやすさ、環境への影響、
そして塗料の性能に大きく関わってきます。

 

環境・健康への配慮:臭いとVOC

水性塗料は、水を主成分としているため、
油性塗料に比べて臭いが大幅に少ないのが特徴です。

そのため、 塗装工事中の近隣への臭いの影響や、
ご自宅での生活への影響を最小限に抑えたい場合に適しています。

 

一方で、 油性塗料はシンナー特有の強い臭いがあります。

また、 油性塗料に含まれるシンナーなどの有機溶剤は、
VOC(揮発性有機化合物)を多く含みます。

VOCは、大気汚染(光化学スモッグ)やシックハウス症候群の原因となる可能性があるため、
近年は環境や健康への配慮から、VOC排出量の少ない塗料が推奨される傾向にあります。

 

事実、 多くの水性塗料は、VOC排出量が少なく、
室内環境基準「F☆☆☆☆(フォースター)」を満たすなど、
安全性が高くなっています。

 

▶シックハウス対策について:

厚生労働省「シックハウス対策」

国土交通省「建築基準法に基づくシックハウス対策について」

(※上記URLは2024年5月現在のものです。リンク切れの際はご容赦ください。)

 

耐久性・仕上がりの特徴:塗膜と光沢

従来は、 「耐久性なら油性」と言われることが一般的でした。

油性塗料は、硬く密着性の高い塗膜を形成し、光沢感のある仕上がりが得意です。

しかし、 近年では塗料メーカーの技術開発が進み、
水性塗料の性能も飛躍的に向上しています。

現在では、 高い耐久性や耐候性を持つ水性塗料も多く登場しており、
油性塗料と比較しても遜色のない製品が増えています。

ただし、 一般的な傾向として、油性塗料の方が塗膜が硬く、
水性塗料の方がやや柔軟性を持つ場合があります。

 

水性塗料のメリット・デメリット

次に、水性塗料の具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

メリット:人に優しく、扱いやすい

◆臭いが少ない

最大のメリットです。
住宅密集地が多い横浜市・川崎市エリアでは、
近隣への配慮がしやすく、施工中も比較的快適に過ごせます。

◆環境・健康への負荷が低い

VOC排出量が少なく、引火の危険性も低いため安全性が高いです。

 

◆後片付けが楽

使用した刷毛やローラーなどを水で洗浄できます。
DIYにも向いています。

 

◆1液型が多い

塗料の缶が一つで、水で薄めるだけで使えるタイプが多く、
現場での管理や作業がしやすいです。

デメリット:乾燥と密着性に注意点も

◆乾燥に時間がかかる

水が蒸発して乾燥するため、油性塗料に比べて時間がかかります。
特に、 気温が低い冬場や湿度が高い梅雨時期は、
乾燥が遅くなり工期に影響する可能性があります。

 

◆低温・高湿度に弱い

塗装時の気温が5℃以下、湿度が85%以上のような条件下では、
正常な塗膜形成が難しく、塗装できない場合があります。

 

◆金属素材への密着性

一般的に、油性塗料に比べて金属への密着性はやや劣ると言われます。
しかし、 適切な下塗り材を選んだり、
金属にも対応した水性塗料を使用したりすることで問題なく塗装可能です。

 

油性塗料のメリット・デメリット

続いて、油性塗料のメリットとデメリットです。

 

メリット:高い耐久性と美しい仕上がり

◆高い耐久性・耐候性

厳しい環境下でも長期間、建物を保護する強靭な塗膜を作ります。
紫外線や雨風にさらされやすい屋根など、
過酷な条件下での使用に適しています。

 

◆乾燥が早い

シンナーが揮発するため、水性塗料より早く乾燥します。
工期を短縮したい場合や、天候が不安定な時期の施工に向いています。

 

◆高い密着性

金属部分(雨樋、破風板など)や、旧塗膜の状態が良くない場合でも、
しっかりと密着しやすいです。
サビ止め効果を持つ製品もあります。

 

◆美しい光沢

光沢のある、ツヤツヤとした仕上がりが得意です。

デメリット:臭いと安全性に配慮が必要

◆強い臭い

シンナー特有の刺激臭があり、塗装中や塗装後
しばらくは臭いが気になることがあります。
近隣への十分な配慮が必要です。

 

◆VOC排出量が多い

環境や健康への負荷が水性塗料より大きくなる可能性があります。

 

▶VOC(揮発性有機化合物)について環境省「揮発性有機化合物(VOC)対策」

 

◆引火性

シンナーは引火性があるため、
火気の近くでの使用や保管には十分な注意が必要です。

 

◆塗膜が硬い

塗膜が硬いため、建物の動き(微細なひび割れなど)に追従できず、
ひび割れを起こす可能性が水性塗料より高い場合があります。

 

◆2液型が多い

主剤と硬化剤を混ぜてから使用するタイプが多く、
混合比率や可使時間(混ぜてから使える時間)の管理が必要です。

【横浜市・川崎市】地域特性と塗料選び

横浜市や川崎市は、海に近いエリアもあれば、内陸の住宅密集地もあります。

このような 地域特性も塗料選びの参考になります。

 

海沿いの塩害対策

海に近い地域では、塩害によって金属部分が錆びやすかったり、
塗膜の劣化が早まったりする可能性があります。

この場合、 密着性が高く、サビ止め効果も期待できる
油性塗料が有利な場面もあります。

ただし、 最近では塩害に強いとされる水性塗料も開発されています。

 

住宅密集地での配慮

隣家との距離が近い住宅密集地では、やはり臭いの問題は重要です。

このような状況では、 臭いの少ない水性塗料を選ぶ方が、
トラブルを避けやすく、安心して工事を進められるでしょう。

 

塗料選びのポイントと注意点

最終的にどちらの塗料を選ぶかは、
以下の点を総合的に考慮して判断しましょう。

 

外壁材との相性を確認する

◆窯業系サイディング、モルタル

一般的に水性塗料との相性が良いとされます。

 

◆金属系サイディング、トタン

油性塗料の密着性が活きますが、適切な下地処理や下塗り材を選べば
水性塗料も問題なく使用できます。

 

屋根塗装との使い分けを検討する

外壁よりも紫外線などの影響を強く受ける屋根には、
耐候性の高い油性塗料(シリコン系、フッ素系など)が選ばれることが多いです。

一方、 外壁には臭いや環境に配慮して水性塗料を選ぶ、
という使い分けが一般的です。

 

施工時期や環境を考慮する

冬場の低温時や梅雨時の高湿度時に塗装する場合は、
乾燥の早い油性塗料の方が作業性が良い場合があります。

逆に、 気温や湿度が安定している時期であれば、
水性塗料でも問題なく施工できます。

 

プロ(浜翔ペイント)への相談が一番!

塗料の種類は非常に多く、またお住まいの状態は一軒一軒異なります。

したがって、 最適な塗料を選ぶためには、
専門知識と経験を持つプロに相談するのが最も確実です。

私たち浜翔ペイントでは、横浜市・川崎市での豊富な施工実績に基づき、
お客様のお住まいの状態をしっかり診断し、ご予算やご希望に合わせた
最適な塗料プランをご提案いたします。

 

よくある質問(Q&A)

Q1. 結局、外壁塗装の主流は水性?油性?

A1. 近年、環境意識の高まりや性能向上により、水性塗料が主流になりつつあります。

しかし、 油性塗料にも優れた点があり、適材適所で使い分けられています。

一概にどちらが良いとは言えず、状況に応じた選択が重要です。

 

Q2. 水性塗料の耐久性は本当に大丈夫?

A2. はい、ご安心ください。

技術開発により、シリコン系やフッ素系、無機系など、
10年以上の高い耐久性を持つ水性塗料が数多く登場しています。

例えば、 紫外線による劣化を防ぐ「ラジカル制御型」の水性塗料なども人気です。

適切な塗料を選べば、水性でも十分な耐久性が期待できます。

 

Q3. 外壁と屋根は同じ塗料で塗るべき?

A3. 一般的には、外壁と屋根では求められる性能が異なるため、
それぞれに適した塗料を使い分けることをお勧めします。

例えば、 外壁は水性シリコン、屋根は油性フッ素といった組み合わせです。

もちろん、ご予算や全体のバランスを見て、
同じグレードの塗料で統一することも可能です。

 

まとめ

水性塗料と油性塗料、どちらを選ぶべきか。

その答えは、 外壁材の種類、お住まいの立地環境(横浜・川崎の地域特性含む)、求める性能、
ご予算、そして施工時期など、様々な要因によって変わってきます。

 

重要なのは、 それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、
ご自身の状況に最も合った選択をすることです。

そして、 そのためには信頼できる塗装業者に相談することが不可欠です。


 

 

神奈川県横浜市・川崎市で外壁塗装を検討中の方は、ぜひ屋根・外壁塗装専門店の「浜翔ペイント」にご相談ください!

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