モニエル瓦は塗装すべき?メンテナンスの3つの注意点

モニエル瓦を使用していて、色褪せやひび割れなどの劣化症状が気になっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「モニエル瓦は塗り替えが必要なのかな?」
「そもそもモニエル瓦の寿命は何年ぐらいなんだろう?」

と疑問を抱く方のために、神奈川県横浜市・川崎市で外壁屋根塗装を手がける「浜翔ペイント」が、「モニエル瓦の塗装メンテナンス」について分かりやすく解説しています。
本記事では、以下の内容をわかりやすくご紹介しました。

・モニエル瓦の塗装メンテナンスの必要性
・モニエル瓦の特徴
・モニエル瓦を塗装する際の4つの注意点

塗装価格の目安や、おすすめ塗料もご案内しています。
モニエル瓦のメンテナンスをお考えの方は、ぜひ参考にしてください!

目次

モニエル瓦は塗装すべき?

最初に、モニエル瓦の塗装の必要性について解説していきます。

モニエル瓦は塗装メンテナンスが必要

結論から言うと、モニエル瓦は10〜15年を目安とした定期的な塗装メンテナンスが欠かせません

モニエル瓦はコンクリートを主な原料として作られており、表面に塗装を施すことで防水性が保たれています。
経年劣化で塗装に傷みが生じると、モニエル瓦は雨水を吸収しやすくなってしまいます。

モニエル瓦の防水性が失われると、ひび割れなどの破損の原因になるだけでなく、下地に雨水が侵入して雨漏りにまで発展しかねません

屋根の下地が腐食すると、下地と瓦を総取り替えする「葺き替え工事」を行います。
葺き替え工事は塗り替えよりも工事が大掛かりで、たくさんの費用が必要です。

塗装メンテナンスをすることで、劣化を軽減でき、塗装を全くしなかった時と比べて瓦自体の寿命を伸ばす効果が期待できます。
モニエル瓦が以前に比べて古くなってきたと感じられる方は、ぜひ業者に相談してください。

▶︎お問い合わせはコチラ

モニエル瓦によく見られる劣化症状

モニエル瓦の代表的な劣化症状に、以下のようなものがあります。

  • チョーキング現象
  • 塗膜の剥がれ
  • ひび割れ
  • ズレ

それぞれについて、詳しくご紹介していきます。

チョーキング現象

チョーキング現象」とは、紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化して、白い粉のようなものが浮き出てくる状態のことです。

典型的な劣化の初期症状で、修理の緊急性は高くありませんが、長期間放置すると塗膜の剥がれに繋がってしまいます。

屋根に登って自分で確認するのは落下する可能性があり危険なため、チョーキングが起きているか気になる方はプロに点検を依頼するようにしてください。

チョーキング現象が発生していたら、塗装によるメンテナンスを行います。

■関連記事
外壁のチョーキング現象って?白い粉は放置していい?補修方法も

塗膜の剥がれ

チョーキング現象同様、太陽光の熱や風雨に長期間晒されることで、「塗膜の剥がれ」が生じます。

モニエル瓦の塗膜が剥がれると、防水性が低下するだけでなく、苔や藻が発生しやすくなります
苔や藻が生えると、雨水の排出の妨げになり、瓦が水分を含みやすくなるため屋根材にとっては大きな負担です。

塗膜が剥がれていると見た目も悪くなるため、剥がれが広範囲に及ぶ前に塗装メンテナンスを施しましょう。

ひび割れ

モニエル瓦の劣化が進んだり、飛来物がぶつかったりした時の衝撃で、「ひび割れ」が生じることがあります。

少しのひび割れであれば、パテで隙間を埋めて修理をすれば大丈夫です。

瓦自体が大きく割れていたら、新しいものに交換しなければなりません
ただ、モニエル瓦は現在販売が終了しているため、新しいモニエル瓦を入手するのは難しくなっています。
劣化がひどい場合は、葺き替え工事を行います。

ズレ

強風や地震の影響で、モニエル瓦が「ズレ」てしまうことも。

モニエル瓦がズレると、隙間から雨水が入り込んで雨漏りのリスクが高くなってしまいます

軽微なズレであれば瓦をはめ直して対処しますが、ズレが広範囲に及ぶ時は、葺き替え工事での対応となります。

いずれにせよ、モニエル瓦のズレを放置することはおすすめできません。
台風や地震があった後は、業者に屋根の点検をしてもらうと安心です。

モニエル瓦とは?

それでは、モニエル瓦とは一体どんな屋根材なのでしょうか?

ここでは、

  • モニエル瓦の特徴
  • モニエル瓦の寿命の目安

をご紹介します。

モニエル瓦の特徴

モニエル瓦」は、コンクリートと川砂を材料に作られている洋風の瓦です。
1980〜1990年代に盛んに使用されていました。

モニエル瓦を製造していたオーストラリアのモニエル社が2010年に日本から撤退したため、現在では販売されていません
正式名称は「乾式コンクリート瓦」ですが、元々の販売会社にちなんでモニエル瓦と呼ばれています。

モニエル瓦は、一般のセメント瓦と違って、表面が「スラリー層」と呼ばれる厚い着色顔料で覆われているのが特徴です。
このスラリー層の上にクリヤー塗装を施すことで、優れた耐久性を実現しています。

また、デザインやカラーバリエーションが豊富なため、販売当初は人気を集めていました。

遮熱性や防音性に優れており、一般的な和瓦よりも軽量な点も、モニエル瓦の魅力です。

モニエル瓦の寿命の目安

モニエル瓦の寿命は、20〜40年ほどとされています。

適切なタイミングで塗装メンテナンスや修理補修を行うことで、長持ちさせることが可能です。

色褪せや苔・カビなどが目立つようになったら、早い段階で業者の点検を受けることをおすすめします。

モニエル瓦を塗装する際の3つの注意点

モニエル瓦は、普通のセメント瓦と違って、「スラリー層」のある特殊な作りとなっています。
そのため、塗装の際はモニエル瓦に適した特別な対応が必要です。

ここでは、モニエル瓦を塗装する際の注意点を3つご紹介します。

①スラリー層を除去しないといけない

モニエル瓦に塗装メンテナンスを施す際は、表面のスラリー層をしっかり除去する必要があります。

先にもお伝えした通り、モニエル瓦にはスラリー層と呼ばれる特別な着色剤が施されています。
劣化したスラリー層の上に塗装をしてしまうと、塗料が密着しづらくなるだけでなく、古いスラリー層と一緒にせっかく塗った新しい塗料も剥がれてしまうのです。

スラリー層は、高圧洗浄を行った後、ワイヤーブラシやスクレーパーを使用したケレン作業で丁寧に取り除きます。

②職人の高い技術が必要

モニエル瓦のスラリー層を除去するには、高い技術力が必要です。

適切な圧力で高圧洗浄を行わなければ、スラリー層を綺麗に取り去ることができません。

また、スラリー層を取り除いたモニエル瓦は下塗り剤を吸収しやすくなっているため、塗料の吸収が収まるまで塗装を繰り返す必要があります。
何回塗装したら良いかを見極めなければいけないため、経験値が問われる施工です。

③専用の下塗り材を使用する

モニエル瓦を塗装する際は、専用の下塗り剤の使用が推奨されています

下塗り剤を適当に選んでしまうと、上塗り剤がしっかり密着せず、早期に塗膜の剥がれが生じてしまうことも。

心配であれば、見積もりを依頼する際に塗料の商品名を明記してもらうとより安心です。

モニエル瓦を塗装する際の価格相場

モニエル瓦を塗装する際の価格の目安は、一般的な住宅で30〜50万円ほどとなっています。

実際の価格は、モニエル瓦の劣化の進行具合や、使用する塗料のレベルによっても大きく異なるものです。

具体的な金額が知りたい方は、2〜3社に見積もりを依頼して、価格やサービスを見比べることをおすすめします。

▶︎LINEでカンタン!無料お見積もり

■関連記事
【外壁塗装】基本の塗料6種類をご紹介|特徴と間違いなしの選び方

モニエル瓦におすすめの塗料

ここからは、モニエル瓦のおすすめな塗料をご紹介していきます。

日本特殊塗料株式会社:NTスラリー瓦用シリーズ

画像引用:日本特殊塗料株式会社「NTスラリー瓦用シーラー」

日本特殊塗料株式会社の「NTスラリー瓦塗替え工法シリーズ」は、独自の製法でスラリー層を強化することに成功
塗料の密着性を強化しました。

下塗り剤と上塗り剤のどちらも用意されているうえ、遮熱性に特化したものも販売されています。

エスケー化研:マイルドシーラーEPO

エスケー化研の「マイルドシーラーEPO」は、モルタル瓦だけでなく、スレート瓦などにも使用できる下塗り剤です。

優れた浸透性で、屋根材をしっかり補強します。

臭いが少なく、環境に優しいのも嬉しいポイントです。

エスケー化研:ヤネフレッシュSi

画像引用:エスケー化研「ヤネフレッシュSi」

エスケー化研は「ヤネフレッシュSi」は、耐久性に優れたシリコン塗料です。
発色が良く、ムラなく塗装できます。

カラーバリエーションが豊富なため、色選びにこだわりたい方にもおすすめです。

水谷ペイント:スラリー強化プライマーⅡ

水谷ペイントの「スラリー強化プライマーⅡ」は水性タイプの環境に配慮された下塗り剤です。

臭いが少ないので、刺激臭が苦手な方にもってこい

たっぷり塗装することでモルタル瓦の表面を保護し、上塗り剤の付きが良くなります。

まとめ

今回は、「モニエル瓦の塗装メンテナンス」について詳しくお伝えしました。

モニエル瓦は、コンクリートを原料としているので、塗膜が剥がれると防水性が損なわれてしまいます。
そのため、10〜15年を目安に塗装メンテナンスを行う必要があります。

モニエル瓦を塗装する際の注意点には、以下のようなものがありました。

  1. スラリー層をしっかり取り除く
  2. 塗装には技術力が必要
  3. 下塗り剤は専用のものを使用する

モニエル瓦は、スラリー層と呼ばれる分厚い塗装面が施されているのが特徴です。
スラリー層が残ったまま塗装をすると、劣化したスラリー層と一緒に新しい塗料も剥がれてしまいます。
普通の瓦を塗装する時に比べて工程が複雑なので、モニエル瓦の塗装メンテナンスを行う際は、施工実績が豊富な信頼できる業者に依頼することが大切です。

神奈川県横浜市・川崎市で屋根塗装を検討されている方は、ぜひ屋根・外壁塗装専門店「浜翔ペイント」にご相談ください。
一級塗装技能士資格を保有したスタッフが在籍しており、技術力は確かです!
お客様の予算のご希望や、屋根の劣化状況に合わせ、適切な塗料をご提案させていただきますよ♩お見積もりは無料となっておりますので、下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次